出会った14人の男性陣

50歳のシングルマザー、婚活アプリで14人目の奇跡[10人目の奇跡]

muku
むくむく
むくむく

皆さんこんにちは

50歳になる年に離婚して

婚活アプリで未来に

繋がる出会いを手に入れた

むくむくです

そんな私も、始める前は

「50歳からでも婚活アプリ

ってあり?」って

不安で胸がいっぱい

でも、思いっきって登録してみたら

シングルマザーの私でも

そこからまさかの14人と出会う展開に!!

メッセージのやり取りにドキドキ

実際に会う前夜は毎回ハラハラ・・・

そして、時には傷ついたり

ガッカリすることも

そんな中”この人かも・・・”と思える

未来に繋がる出会いが待っていた

この記事では、50歳のシングルマザーの私が

婚活アプリで経験したリアルな出会い

トラブル、嬉しい瞬間まで赤裸々に

シェアします

「もう恋愛なんて・・・」と思っている

あなたにこそ読んでほしい!

50歳からの婚活、全然遅くないです!!

二度あることは三度ある・・・またか!

52歳

年収200~400万円

会社員

前回のIさんと同じ頃「いいね」をくれた中から

探し当てたのが、Jさん

はじめは、検索結果を高年収のお相手に

絞っていたから「いいね」をくれた男性陣を

さら〜っと見ていただけだったから

Jさんが「いいね」をくれたタイミングから

マッチングするまでに

かなりの時間差が出来てしまった(笑)

Jさんから早速返信があった

J氏
J氏

むくさん。初めまして
もう何ヶ月前も前に
「いいね」を送っていたから
諦めていました

J氏
J氏

マッチングしてもらえて
本当に嬉しいです
ありがとうございます

むくむく
むくむく

Jさん、こちらこそ

よろしくお願いします

むくむく
むくむく

「いいね」頂いてから

お時間が経ってしまい

すみませんでした

J氏
J氏

いえ、本当にこんな綺麗な人と
やり取り出来て
信じられないです

J氏
J氏

高校の時にずっと
片思いだった人にそっくりで
始め、本人かと思った程です

やばい・・・出たぁっ〜!!

プロフィール写真からの勘違い”いい女”パターン

な、何とかしなくては(汗)

また自分がどんどん追い込まれていく

魔の時間がやって来る(涙)

繰り返し載せておきます

⬇️⬇️⬇️

注)私は10年前の写真を使った事で

14人中、3人に思いっっっきり

がっかりさせてしまった

リティーウーマンな男

ィスり屋ゴルフレッスンプロ

回のJさん

相手のがっかり感がダイレクトに伝わって

自分自身ががっかり・・・トホホ

遡り過ぎには気をつけてね(笑)

ーーー

むくむく
むくむく

あの、Jさん。ごめんなさい

本当にそんな綺麗とかじゃないんです

むくむく
むくむく

あの、誤解させちゃって

すみません

J氏
J氏

そうなの?
でも絶対可愛いよ
中森明菜に似ているって言われない?

まただ!!

このプロフィール写真見て

明菜ちゃんに似ているって言われたの

もう何人目?

あ〜!!今からでも

明菜ちゃんの顔に生まれ変わりたい(汗)

むくむく
むくむく

本当に、自然光のおかげで

ふんわり写っているだけで

似てないです!!

J氏
J氏

でも、むくさん
モテるよね

人の話、聞いてないし〜

絶対に、綺麗な女性が謙遜で言っていると

都合よく解釈しているし・・・

LINEで膨らむ想い

Jさんのプロフィール写真は

何ヶ月もスルーしてただけあって

決してイケメンでは無いけど・・・

ブサイクでも無い(笑)

全然タイプじゃ無いんけど

他に惹かれる人がいないから

取り敢えず「いいね」したのが本音

(すみません)汗

ん〜〜〜、二代目林家三平に似ている(笑)

お顔に、何処となく品があって

優しさを持ち合わせたような

そして、思いの外、やり取りしていると

これが凄く楽しい

愚痴やマイナス思考のIさんと

同時期にやり取りしているから

余計にそう感じるのかも!

そして、女性心をキュンキュンさせてくれる

マッチングしていつもの様に

マリッシュ内のメールで

2〜3日間のやり取りして

LINE交換した後

J氏
J氏

俺、この後マリッシュ
退会するね
むくちゃんとちゃんと
LINEで繋がれたし
ちゃんと向き合いたいから

J氏
J氏

急に、何も言わずに
マリッシュから居なくなったら
不安になると思って
言っただけだから
むくちゃんは辞めなくて
いいからね

J氏
J氏

もし、この先俺のこと
良いなぁって思って貰えて
お付き合いしたら
その時は退会して欲しいけど

このLINE見た時「えっ!?別にまだ

退会しなくて良いのに」って思ったんだけど

これがね、LINEでやり取りしているうちに

ボディブローの様にジワジワと効いてくる(笑)

J氏
J氏

むくちゃん、良かったら電話で話さない?
あっ、もし嫌なら無理しないで!
むくちゃんのタイミングで大丈夫だよ

むくむく
むくむく

いえ、大丈夫です

ただ今は、お風呂なので

出たらLINEしますね

J氏
J氏

むくちゃん、ごめん
お風呂って聞いて
なんだか想像しちゃったよ

ひゃー。50歳手前の私を

まるで”花盛りの女性”の様に

扱ってくれる

胸がキュンとする

J氏
J氏

むくちゃん、急がなくて
いいからね
ちゃんと髪の毛乾かしてね

J氏
J氏

濡れたままだと
風引いちゃうから
俺は、全然待っているから
ちゃんと乾かすんだよ

またしても

キュン、キュン

J氏
J氏

むくちゃん、トライクって
知ってる?
三輪バイクで俺
乗っているんだけど
今度一緒に乗ってくれる?

むくむく
むくむく

バイク乗られるんですね

ごめんなさい

私、免許持ってないんです

J氏
J氏

えー、なんでむくちゃん
ツーリングの発想なの?

J氏
J氏

後ろに乗って欲しいんだけど

J氏
J氏

え!?嫌?
俺、避けられてる?

むくむく
むくむく

あっ、そーゆー事ですね

全然避けてないです

J氏
J氏

じゃー、俺のお腹に手を回してね

J氏
J氏

むくちゃんに
抱きついてもらいたい!って
下心なんだけどね(笑)

ーーーその瞬間

私の中の時間が、逆流をはじめた

ーーー

ーーflashback:夏の夕暮れ

制服のスカートが風に揺れる

友達

〇〇って絶対むくのこと好きだよー

むくむく
むくむく

えー、そんなことないよー

友達

だって、ほら、また見てるよ

そんな言葉を笑い飛ばしながらも

胸の奥で何かがじんわり熱くなる

放課後の廊下、すれ違うたびに心臓が跳ねた

目が合うだけで、世界がピンク色に染まっていた

ーー。

ーーー

あの頃みたいに

”誰かの特別になる”ってこんなにも甘くて

こんなにも危ういものだったけ?

女性として見られる幸福感

久しぶりに触れた

その温度に心が溶けていく

でもーー

大切なことが、頭から抜け落ちていた

まだ一度も会っていない女に

”理想の相手を被せてくる男!”

まだ一度も会っていない男に

”優しくされて特別なんだと想いこむ女!”

・・・・・その代償は

まるで映画のエンディングのように

静かに、けれど確実に、やって来たーーー

立ち場逆転

よく晴れた昼下がり

いつものようにLINE電話で話している時

J氏
J氏

むくちゃん
今日はおうちサロン
この後、お客さん入ってる?

むくむく
むくむく

ううん。入ってないです

J氏
J氏

この後、俺と会ってみる?

むくむく
むくむく

えっ?あの・・・これから?!

J氏
J氏

うん。むくちゃん、嫌?

むくむく
むくむく

心の準備が・・・

やばい・・・昨夜、パックしてない!!

メークも外出しない時用の

手抜きメークだし(汗)

この歳になると

昨晩からメンテナンスでしっかり

仕込んでおかないと命取り!!

むくみや、化粧ノリが最悪だぁ〜(涙)

J氏
J氏

前もって約束すると
緊張しちゃうじゃん(笑)

J氏
J氏

突然の方が素の
むくちゃんを見れるしね

J氏
J氏

どうしても嫌なら無理しないで

言葉は・・・優しい

でも、全然優しく無い!!

この突然のお誘いに

喜んで対応出来る程

素が良いわけでも、若くも無い(涙)

でも、Jさん

他の人みたいに”直ぐに会おう”って

しないんだよね

そう言えば、他にやり取りしている女性からも

「Jさん、ちゃんと実在している?」って

言われたって話してた

きっと自分のタイミング?

みたいなものがあるんだと思う

この頃には、気持ちがJさんに

少しづつ、向いていたから

この機会を逃したら

会えなくなっちゃうっっっ!!と

焦りもあったし・・・

勇気を振り絞って(笑)

会うことにした!!

ーーー

待ち合わせに選んだ駅は

お互いの電車の沿線が同じで

しかも距離はたったの20分

偶然にも、すぐ近くに住んでいた

その中でも、美味しいお店が

立ち並ぶ駅を選んだ

”もし付き合うことになったら

これって最高に楽ちんだよね

そんな淡い期待を胸に

少しだけ浮かれていた

15分前には到着。改札を出た瞬間

まず考えるのはーーー立ち位置

この”位置取り”実はかなり大事!(笑)

改札の真正面過ぎると恥ずかしいし

逆に死角になってしまうと

見つけてもらえない

だから、通行人の流れを見ながら

ベストポジションを探す

”その場所、早く空けて〜”

丁度良い場所に、人が立っていると

心の中で小さく念を送ってみたりして(笑)

ようやく確保して、ひと息

そして、待つーーー

5分経過

10分経過

あれ?来ない

そんな時、LINEの通知音が

ピコンと鳴った

J氏
J氏

むくちゃん、ごめん
家を出たタイミングで
仕事の電話が掛かってきて
対応してた

J氏
J氏

もう着いてるよね?
帰っちゃってないよね?

むくむく
むくむく

はい。帰ってないです(笑)

大丈夫なので、慌てないで

来てくださいね

J氏
J氏

10分後には着く
本当にごめんね

早く着いた分を含めると

もう40分近くーー

この緊張感の中で、ずっと立ち尽くしていた

は、早く来て〜!

改札口から人が、次々と出てくる

その波が少し途切れた頃ーー

一人の男性がキョロキョロと

辺りを見回しながら歩いてきた

・・・ん?

写真よりずいぶん”ふくよか”

じゃない?

そんな違和感が頭をよぎる

でも、その男性と目が合い

お互いアイコンタクトで

”あなたがそう?”と確認し合う

ーーー次の瞬間

彼の表情が、わずかに曇った

J氏
J氏

むくちゃん?

むくむく
むくむく

はい。はじめまして

よろしくお願いします

J氏
J氏

ちょっと慌てて出てきたから
そこのコンビニでマスク買ってくる

・・・え?

笑顔もなく、淡々と

そのまま彼は、駅構内にあるコンビニへ

向かって歩いていった

いや、分かるよ

今はまだコロナ明けで

”マスク無し”が気になる時期だし

人の目も気になったよね

でも、それでもだよ

いつも私に優しい言葉をくれたJさんならーー

きっと笑顔で「やっと会えたね」って

言ってくれると思っていたのに

やり取りして、もうすぐ2ヶ月近くも

優しさにキュンキュンてきた日々

そして40分もの間

胸の高なりと不安を抱えて

待っていた私の気持ちはーーー

あの瞬間

改札前の冷たい空気に

置き去りにされた

オセロのように全てがひっくり返されていく

J氏
J氏

お待たせ。本当
待たせちゃってごめんね

むくむく
むくむく

いえ、出かけ際での対応

大変でしたね

私、今めっちゃ頑張って

明るく振る舞ってる

・・・けど

心の中は、グサグサに傷負ってるけどねっ!!

J氏
J氏

電車の中さぁ
当たり前だけど、俺以外
マスクしているから気まずかったぁ〜

J氏
J氏

上着をグッと鼻まで持ち上げて
隠したよ(笑)

むくむく
むくむく

確かに、この時期

マスク無しは、視線痛いですよね

ーーー

数時間前のLINE電話で「むくちゃん

焼き鳥好き?」と聞いてくれ

私が好きだと伝えたら

送ってくれた炉端焼きのお店

今、まさにそこへ向かう道中

会話が・・・弾まない(汗)

それにね、今までと

話す言葉に

込められた温度が違うの!!

お兄ちゃんキャラで

大好きな女子を

暖かく包み込むような温度から

席替えで興味のない女子が

隣になった時の

あの無機質な温度へ

見事に変わっている(涙)

いや・・・私だって言いたいよ

彼がめちゃイケメンさんだったら

こっちもいたたまれない気持ちになるよ

でもね、負け惜しみじゃなく言ってやりたい!!

”あなたにそんなに、がっかりされる程

落ちぶれてないわっ”

ふん!!

私は”みてくれ”普通よ。そう普通なの

特別綺麗でも、特別可愛い訳でもない!!

(50歳、目前だしね)

でも、あなただって普通じゃん!

なんなら、送られて来た写真より

ずいぶんお腹がでっぷりじゃん!!

むくむく
むくむく

私も写真とイメージが

違ってたと思いますが

Jさん、最近体重増えました?

ふんっ!!

言ってやった

自分を棚に上げて

私を見て、凹んでるあなたに!!

そしたら思いの外

顔が真っ赤になりながら

J氏
J氏

そうなんだよねー
10キロ近く増えちゃったんだよね

と照れ笑い

むくむく
むくむく

10キロは相当ですね

ちょっと別人級ですよね

チクリ(笑)

でもこの会話が少し

お灸を据えた感じになったのか

少し会話が和らいだ

(きっと、おのれをかえりみたのだろう)

ーーー

炉端焼きのお店は

何を頼んでも本当に美味しくて

雰囲気も良かった

目の前のJさんは

正直に言って、好みではなかった

見た目もそうなんだけど

彼から漂う空気に

上品さや色気のようなものは

感じられなかった

(ダボッとしたジーパンにパーカーだしね)

ただ・・・

好みではないのに・・・

彼が好きな人に向ける接し方だけは

私の理想そのものだった

”穏やかであたたかくて

大切に想う気持ちが滲み出て・・・

守られているような安心感に

心がそっと沈んでいくのを感じた”

好みじゃないはずなのに

そのぬくもりを手放したくないーーー

そんな矛盾した気持ちが

静かに心の奥で息づいていた

J氏
J氏

この後、むくちゃんが
嫌じゃなかったら
2次会に行く?

その言葉が、素直に嬉しかった

見た目は初恋の人とは違うけれど

もしかしたらーー

私を見てくれるチャンスかも!?

むくむく
むくむく

はい。行きたいです

そう答えた瞬間の自分は少し期待していた

でも、Jさんの心が

私に向くことなんてあるのかな

なんだか必死な自分がいる

2次会のカラオケは、ただ歌ってただ聴いて

淡々と時間が流れていった

あの電話やLINEで交わした、少し甘い空気も

どこか遠くに感じたまま

・・・もう、終わったんだろうな

そう思いながら

静かに夜の終わりを受け入れた

ーーー

そう思っていたらーー

次の日、また連絡が来た

だけど・・・自分から連絡してくる割には

どこか雑な対応

な、なんなの!?この気だるそうな感じ

なのに、気づけば小一時間も喋ってる

むくむく
むくむく

スマホずっと耳に当ててると

痛くならないですか?

J氏
J氏

え?もしかして
スマホ持って喋ってるの?

J氏
J氏

マジで?俺
置いて喋ってるから(笑)

J氏
J氏

この時間ずっと
そうやって喋ってたの(笑)
俺は、洗濯とか色々してたけどね

むくむく
むくむく

・・・

ガーン・・・

た、確かにスピーカーにして

置いて喋れば良かったよ

そうしなかった私がどんくさいよ

でも、でもね

何となく

誰も居ないリビングとは言え

声がダダ漏れているのは

ちょっと抵抗があったし

何かしながらだと

会話に集中出来ないんだもの

ちゃんと向き合って、話したかっただけなの

私はっっっ!!

絶対、私と喋りたくて

連絡して来た訳じゃないよね?

ただの暇つぶしなのかぁ〜?

そんな曖昧な対応が2~3日続いて

ついに私はブチギレた(イラッ)

JさんにLINEを送り付けた

むくむく
むくむく

直質会って、違うなと思ったら

無理に連絡して来なくて

大丈夫です

今までありがとうございました

J氏
J氏

別にそんなふうに思って無いけど
むくちゃんがそう思うならいいよ

・・・モヤモヤが止まらない

居た堪れなくなって友達に相談(汗)

そしたら

友達

まだ気持ちが残っているうちは

自分から終わらせたら駄目だよ

友達

余計に考えちゃうじゃん

本当に嫌な奴って

思ってからでいいんだよ

ーーそうだね。そうだよね。

ありがとう

JさんにLINE電話してみる

むくむく
むくむく

自分から、あんなLINE

送っておいて

勝手なんだけど・・・

本当は、まだこうやって

やり取りしていたいし

また会いたいです

J氏
J氏

むくちゃんさぁー
勝手に思い込んで
勝手に終わらせてんじゃん

むくむく
むくむく

でも・・・会う前と会った後

態度が違ってたし

むくむく
むくむく

最初のあの優しさが

私に向けられていたらって思うと・・・

話しながら泣けてきた

なんか・・・惨めな思いに包まれる

J氏
J氏

えー!!変わんないよ

J氏
J氏

でも。まー、別にむくちゃんから
言ってきてくれたから
続けるのは構わないけど

ーーホッとした気持ちと

(こんな言い方する男に

ホッとするんかい!!)

という自分へのツッコミが交差する

心のずっと、ずっと奥の方で

早く”好きな人はこの人じゃ無い!!”

そう思える決定打が欲しいーー

そう願いながら夜がゆっくり更けていった

ーーー

J氏
J氏

今日会う?
トライクで迎えに行くよ

次の日、Jさんから誘いのLINEが来た

J氏
J氏

むくちゃん、ホワイト餃子って
食べたことある?

むくむく
むくむく

ホワイト餃子?初めて聞きました

J氏
J氏

えっ?マジで?!
嘘でしょ?(笑)

・・・一つ一つの口調が強い

なんか、モヤッ

J氏
J氏

うちは昔から、餃子って
言ったら
ホワイト餃子しか
食べないんだよね

J氏
J氏

その餃子、買いに行きたいから
ドライブしよっ

待ち合わせは、私の最寄り駅近くの

コンビニの駐車場

Jさんは大きな”トライク”にまたがって現れた

むくむく
むくむく

初めて見た!結構大きいんですね

J氏
J氏

むくちゃん
足をここに掛けてから乗りな

むくむく
むくむく

あっ、はい

J氏
J氏

俺の肩に掴まっちゃっていいから

むくむく
むくむく

はい

J氏
J氏

これ、むくちゃん用に
ヘルメット持ってきたんだけど、被れる?

ヘルメットを被って

そっとJさんの肩に手を置いた

”お腹に手を回してもいいよ”って言われたけど

その距離を縮める気にはなれなかった

J氏
J氏

行くよ。怖かったら言ってね

よく晴れた五月晴れ。風邪が気持ちいい

20~30分走らせた所に

ホワイト餃子のお店はあった

こじんまりして年季の入ったお店に

Jさんの後から入っていった

ケースには、いくつか種類があって

Jさんは、ケースの前で真剣な顔をして

買う数を数えている

J氏
J氏

むくちゃんも食べる?

むくむく
むくむく

はい。そんなに美味しいなら

食べてみようかなぁ

J氏
J氏

でも普通の餃子と違って
火入れ難しいかも。出来る?

むくむく
むくむく

・・・

えっ?!なんか違う

私に食べさせたくて

連れてきたんじゃなかったの?

心の中で、また小さく傷ついた

J氏
J氏

バイクのシートに入るかなぁ?

むくむく
むくむく

・・・

さ、最初からーー

私に食べさせたいなんて気持ち、ゼロじゃん!!

ただただ、自分の買い物に付き合わせただけ

目の前のキラキラしたものが

音を立てて崩れ落ちていく

いや、普通に考えて

自分の好きな相手じゃ無かったとしても

こんな事って出来る?

寒々とした奴!!

こんな男に、少しでも恋心を

抱いていたなんて(涙)

小っ恥ずかしい・・・

もう、打ちのめされて

起き上がれない

でもーーー

駄目だ。私

こんな男のために倒れるな

這いつくばってでも立ち上がれ!!

見た目が自分好みじゃないと

ここまで雑に扱えるんだ?

へぇ〜〜〜

へぇ〜〜〜

・・・ありがとう

完全に目が覚めたよ

どれだけ自分が女性として

真綿に包まれた様に

扱って貰いたかったのか

その優しさに飢えていたのか

思い知った(ふんっ)

JさんもJさんだけど

私も、しっかりしろ!!

もう、Jさんに淡い恋心を抱いていた私は

そこには居なかった・・・

さて次行こっと

第十一の男に続く

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